3つの解決策|エラー0x8004231fを修復
一部のユーザーはWindowsの「バックアップと復元」機能を使用している際、エラー0x8004231fに遭遇したことがあります。このエラーを修復するには、どうすればよいでしょうか?この記事では、その解決策をご紹介します。
エラー0x8004231f:シャドウ記憶域に…十分な記憶域がありません
システム復元において不可解なエラー:シャドウコピーの記憶域ファイルまたはその他のシャドウコピーデータを作成するのに利用できる十分な記憶域がありません(0x81000019)が表示されますけど、確認した後、システムドライブの空き容量は90GB以上。シャドウコピーは1つだけ(1月23日)。僕は、どのように対処知ればいいのでしょうか。サイドバーの付箋を誤削除して…重要なメモが消えて…ならばと思ったのですが…
ーMicrosoftコンミュニティからの質問
エラー0x8004231fの原因について
VSSエラー0x8004231fを解決する前に、なぜこのエラーが発生するのかを知る必要があります:
1. この問題は常に、システム予約パーティションを含む関連するパーティションに十分な記憶域がないことによって起こされます。ディスクのパーティションに保存するスナップショットを作成するために、いくつかの復元ポイントを作成するかもしれません。それはディスク容量を消費します。
2. このエラーも、シャドウコピーの記憶域に使用できる記憶域の最大容量のサイズはシャドウコピーを完成するのに必要なサイズより小さいことで起こされます。頻繁に使用するボリュームには15%~20%の空き容量が必要で、システム予約パーティションには少なくとも42MBの空き容量があることが推奨されます。
3. Windowsを起動するためのMicrosoftシステム予約パーティションまたは一部のコンピューターだけに存在するOEMユーティリティパーティションにドライブ文字を割り当てた場合も、VSSの失敗の原因となります。
エラー0x8004231fを修復する方法
VSSバックアップに失敗し、エラー0x8004231fが表示された場合、どのように解決すればよいでしょうか?上記のような原因によるものかどうかを確認してから、対応する解決策を使ってみることをお勧めします。
方法1. vssadminを使用してシャドウを削除する
関連パーティションに十分な領域がない場合、シャドウを削除して、充分な空き容量を確保するか、パーティションを拡張することができます。コンピュータ上のすべてのVSSスナップショットを削除するには、vssadminコマンドを使用することができます。
シャドウを削除するコマンド:
☛ vssadmin delete shadows /for= [/oldest | /all | /shadow=] [/quiet]
すべてのVSSスナップショットを削除する場合、「vssadmin delete shadows /all」コマンドを使用します。
全て削除しない場合は、「vssadmin list shadows」コマンドを実行し、スナップショットの一覧を表示させます。そして、そのIDやボリュームを指定して、特定のスナップショットを削除することができます。例えば、Cドライブの最も古いスナップショットを削除したい場合、「vssadmin delete shadows /for=C: /oldest」と入力します。
方法2. vssadminを使用して使用できる記憶域の最大容量を変更する
関連パーティションに十分なディスク容量があり、シャドウコピーの記憶域に使用できる記憶域の最大容量のサイズが小さすぎる場合、コマンドを使用してその最大容量のサイズを変更することができます。
シャドウコピーの記憶域に使用できる記憶域の最大容量のサイズを確認します:
☛ vssadmin list shadowstorage
シャドウコピーの記憶域に使用できる記憶域の最大容量のサイズを変更します:
☛ vssadmin resize shadowstorage /for= /on= [/maxsize=]
シャドウコピーの格納に使用できるスペースの最大サイズを900MBに指定します:
☛ vssadmin resize shadowstorage /For=C: /On=C: /maxsize=900MB
- ★ 注意:
- maxsizeの値は特定の数字である必要はなく、「/maxsize=UNBOUNDED」のように設定することも可能です。
- 「vssadmin resize shadowstorage」コマンドが動作しない場合でも、「vssadmin add shadowstorage /For=C: /On=C: /maxsize=900MB」を実行することができます。
方法3. MSRまたはOEMパーティションのドライブ文字を削除する
MSRまたはOEMパーティションはドライブレターが付いている場合、「ディスクの管理」でドライブレターを削除することができます。
1. 「Win」+「R」キーを押して、「ファイル名を指定して実行」を開き、「diskmgmt.msc」を入力し、「Enter」キーを押して、「ディスクの管理」を開きます。
2. ドライブ文字を削除したいパーティションを右クリックして、「ドライブ文字とパスの変更」を選択し、「削除」→「はい」→「はい」をクリックします。
安定性の高いバックアップソフトを使用してVSSバックアップを作成する
VSSはWindowsの強力な機能ですが、シャドウコピーが作成できない、「VSSライターがタイムアウトする」エラーなどの問題が発生した時、人を狂わせます。これらの問題を回避し、VSSバックアップを作成したい方には、サードパーティー製の安定性の高いバックアップソフト-AOMEI Backupper Serverの使用をお勧めします。このソフトは:
- Microsoft VSSによって引き起こされるVSSエラーを回避できます。また、このソフトはVSSだけでなく、当社のバックアップサービス(AOMEIバックアップサービス)にも対応しているので、VSSが動作しない場合でも、AOMEIバックアップサービスを使用して続行することができます。これにより、VSSのクラッシュのリスクを減らすことができます。
- Windows Server 2003/2008/2012/2016/2019/2022とWindows XP/Vista/7/8/8.1/10/11に対応しています。Serverの対応が必要ない方には、AOMEI Backupper Professionalの使用をお勧めします。
- システム/ディスク/ファイル/パーティション/Outlookメールバックアップに対応しています。
- 毎日/毎週/毎月/イベントトリガー(サインイン/サインアウト、システム起動/シャットダウン)/USB挿入の5つの自動バックアップモードに対応しています。必要に応じて自動バックアップを設定できます。
- 増分/差分バックアップ、古いバージョンのバックアップの自動削除などの省容量機能に対応しています。ターゲットディスクには十分な空き容量があることを確保できます。
これから、AOMEI Backupper Serverを使用して、VSSバックアップを作成する方法をご案内します。開始する前に、まずこのソフトをダウンロードし、インストールしましょう:
1. AOMEI Backupper Serverを起動します。そして、「バックアップ」をクリックし、必要に応じて「ディスクバックアップ」「システムバックアップ」「パーティションバックアップ」「ファイルバックアップ」「Outlookバックアップ」を選択します。ここでは、「システムバックアップ」を例にして説明します。
2. 「システムバックアップ」はデフォルトで、Windowsの実行に必要なドライブが既に選択されます。矢印の下にあるボックスをクリックし、保存先を選択すればよいです。USBドライブ、外付けハードドライブ、NAS、共有フォルダ、CD/DVDなど様々なストレージデバイスに対応しています。
3. 「オプション」→「バックアップの方法」→「バックアップサービス」セクション下にあるドロップダウンをクリックし、「AOMEIバックアップサービスを使用」を選択します。「はい」をクリックし、変更を保存します。
- スケジュール:自動バックアップを設定できます。
- バックアップスキーム:フル/増分/差分バックアップと古いバージョンのバックアップの自動削除を設定できます。
4. すべての設定を確認し、問題がなければ、「開始」をクリックします。
- ★ 注意:
- 作成されたVSSバックアップを復元したい場合、「復元」をご利用ください。異なるハードウェア構成のPCへの復元にも対応しています。
- システムが起動できない場合に備えて、「ツール」→「回復環境」であらかじめ回復環境を作成しておくことをお勧めします。回復環境を作成したら、システムが起動できない場合でも、通常通り復元を実行できます。
まとめ
この記事では、エラー0x8004231fを修復する方法を3つ紹介しました。もし、これらの方法でエラーを修復できない場合、プロのバックアップソフト-AOMEI Backupper Serverの使用をお勧めします。ご覧のように、この方法が簡単で、パソコンに精通していない方でも気軽に使えます。
また、このソフトはバックアップだけでなく、クローン、復元、同期、ディスク消去など様々な機能も備えています。今すぐダウンロードし、体験しましょう!