Windows Serverでマップされたネットワークドライブのバックアップを取る方法

Windows Server バックアップ(Windows Server Backup)はマップされたネットワークドライブのバックアップに失敗しましたか?この記事では、そういう場合の対処法を見つけましょう。

By @Machi 最後の更新 2022年09月24日

Windows Server標準バックアップツールでマップされたネットワークドライブをバックアップできる?

Windows Server Backup(Windows Server バックアップ)機能とは、Windows Serverに標準搭載されているバックアップツールです。この機能によって、イメージバックアップ(フルバックアップのみ)をネットワーク共有フォルダーに作成できます。ところが、マップされたネットワークドライブをバックアップ対象として選択できますか?

Windows Server標準のバックアップソフト「Windows Server バックアップ」の場合はいくつかのデメリットがあります。例えば、バックアップ項目リストでローカルドライブだけを選択でき、ネットワーク上の共有フォルダーとNASを選択できません。そのため、Windows Server バックアップ機能を使用して、マップされたネットワークドライブをバックアップできません。

上述したように、マップしたネットワークドライブのバックアップはちょっと複雑です。この問題を解決するために以下は2つの対処方法を提供します。一つはサードパーティー製のバックアップソフトを使用することです。もう一つはエクスプローラにローカルドライブとして表示できるVHD/VHDXファイルを作成してからWindows Server バックアップサービスを起動してネットワークドライブに増分バックアップを作成することです。

専門ツールでマップされたネットワークドライブをバックアップする

AOMEI Backupper ServerはWindows Server 2003、2008、2012、2016、2019、2022(R2)対応のバックアップ&復元用ソフトです。このソフトで、マップされたネットワークドライブのバックアップをサポートしています。フル/増分/差分バックアップに従って自動バックアップの実行もできます。

実際に、ローカルのフォルダにネットワークドライブを割り当てなくても、ネットワーク共有フォルダーまたはNASから直接バックアップすることもできます。次は、Windows Server 2008(R2)でマップされたネットワークドライブのバックアップを作成することを例として、詳細手順を見てみましょう。

1. お使いのサーバにAOMEI Backupper Serverをインストールして起動します。「バックアップ」タブ→「ファイルバックアップ」をクリックします。

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2. 「フォルダを追加」または「ファイルを追加」をクリックします。マップされたネットワークドライブからバックアップしたいファイル/フォルダを選択します。

3. 矢印下のボックスまたは逆三角形をクリックし、バックアップの保存先を選択します。内蔵/外付けHDD/SSD、クラウドストレージ、USBメモリ、SDカード、NAS、共有フォルダなどほとんどのストレージデバイスに対応しています。

オプション:他のバックアップと区別するためのコメントを書き込んだり、バックアップの圧縮レベルを選択したり、バックアップ完了後の電子メール通知を設定したりすることができます。
スケジュール:この機能では、毎日、毎週、毎月、イベントトリガー(システム起動/シャットダウン、サインイン/サインアウト)、USB挿入の5つのモードから、自動バックアップを設定することができます。
バックアップスキーム:フルバックアップ、変更された部分のみバックアップする増分/差分バックアップ、古いバックアップの自動クリーンアップを設定することができます。

4. すべての設定を確認し、問題がなければ、「開始」をクリックします。

Windows Serverで増分バックアップをネットワーク共有フォルダに作成する

ご存知のように、Windows Server バックアップ機能は共有フォルダーに一つだけのバックアップを保持するためにデザインされているので、フルバックアップのみをリモート共有フォルダーに作成できます。つまり、ネットワークドライブに増分バックアップを作成できません。この問題を解決するために、増分バックアップを行う前に以前のバックアップを削除してからVHD/VHDXファイルを作成することができます。或いは、他のバックアップツールを使用することもできます。

Windows Serverの「ディスクの管理」でVHD/VHDXファイルを作成できます。エクスプローラでこれらのファイルをローカルドライブとして表示できます。

1. 「ファイル名を指定して実行」ボックスに「diskmgmt.msc」と入力して「ディスクの管理」を開きます。

2. 「操作」をクリックして「VHDの作成」を選択します。

3. ネットワークの場所と仮想ハードディスクのサイズを入力して「OK」をクリックします。

4. 新しく作成されたディスクを右クリックして「ディスクの初期化」を選択します。

5. 「新しいシンプルボリューム」ウィザードに従って新しいパーティションを作成します。

6. すると、Windows Server バックアップを起動してネットワークドライブをバックアップ項目として選択します。

ヒント:もっと詳しい情報について、Windows Serverで増分バックアップをネットワーク共有フォルダに作成する方法を参考にしてください。

結論

Windows Server バックアップはマップしたネットワークドライブのバックアップに失敗する時、なぜサードパーティー製の信頼性の高いバックアップソフト-AOMEI Backupper Serverを使用しませんか?このソフトはファイルバックアップだけでなく、システムバックアップ、ディスクバックアップ、システムクローン、ディスククローンなどの機能もサポートしています。様々な面からあなたのサーバーを保護できます。

サービスプロバイダである場合、AOMEI Backupper Technicianを使用して企業や個人に有料技術サービスを制限なく提供することができます。