Windows 11を初期化して再インストールする方法-データを失うことなく

Windows 11を初期化して再インストールする方法に悩んでいるなら、この記事はとても役に立ちます。また、Windows 11を工場出荷時にリセットする前に、大切なデータを保護するための無料のバックアップソフトもご紹介します。

By @Machi 最後の更新 2022年10月13日

なぜWindows 11 PCを初期化して再インストールするのか?

どのような状況でWindows 11を初期化して再インストールするのか大きく分けると以下のような状況になります。

長期間使用した後、パソコンの動作が遅くなったり、頻繫にフリーズしたりすることがあります。パソコンをリセットすると、買ったばかりの時と同じようにスムーズに動作するようになります。
工場出荷時のリセットは、パソコンを友人に譲ったり、売却したりするときによく役に立ちます。不要なジャンクや個人ファイルを一度に削除できるので、情報漏えいを防ぐこともできます。

Windows 11には、「このPCをリセット」という機能が搭載されていて、個人ファイルを保持したり、削除したりしてからWindowsを再インストールすることができます。この機能を使えば、パソコン内のものをすべて削除することなく、クリーンインストールを行うことができます。

オススメ:再インストール前に重要なファイルをバックアップしておく

上記のどのような状況であっても、Windows 11をしばらく使っていると、残しておきたいデータがあるはずです。「このPCをリセット」が個人用ファイルを保持しながら、リセットを実行できますが、一部のユーザーからは、リセット後、データが失われたとの報告もあります。したがって、信頼できるバックアップツールを使って、大切なデータをあらかじめバックアップしておくことをお勧めします。

また、このパソコンをもう使わないのであれば、「このPCをリセット」ウィンドウで「すべて削除する」を選択するのが間違いないでしょう。この時、重要なファイルを保持したい場合、バックアップツールも必要です。

ここでは、バックアップフリーソフト-AOMEI Backupper Standardの使用をお勧めします。このソフトによって、指定したファイル/フォルダを外付けHDD/SSD、SDカード、USBメモリ、共有フォルダ、NAS、クラウドストレージなどほとんどのストレージデバイスにバックアップできます。Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XPに対応しています。

次は、このフリーソフトを使って、Windows 11で重要なファイルをバックアップする方法をご紹介します。開始する前に、まずAOMEI Backupper Standardをダウンロードし、インストールしてください。

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1. 「バックアップ」→「ファイルバックアップ」をクリックします。

2. 「フォルダを追加」をクリックして、バックアップしたいファイル/フォルダを選択します。

3. 矢印下のボックスまたは逆三角形アイコンをクリックし、バックアップ先を選択します。設定を確認した後、「開始」をクリックします。

★ 下部の3つのオプションをクリックして、バックアップをカスタマイズすることができます:
オプション:コメントを書いたり、バックアップの圧縮レベルを変更したりすることができます。AOMEI Backupper Professionalにアップグレードすると、バックアップの暗号化が可能になります。
スケジュール:自動バックアップするを設定することができます。デイリー、ウイークリー、マンスリー、イベントトリガー(システム起動/シャットダウン、サインイン/サインアウト)、USB挿入の5つの自動バックアップモードをサポートしています(イベントトリガーとUSB挿入がProfessional版で利用可能)。
バックアップスキーム:フル/増分/差分バックアップ、バックアップの自動クリーンアップを設定することができます。バックアップの自動クリーンアップを有効にすると、バックアップ先に十分な空き容量があることを確保できます(差分バックアップとバックアップの自動クリーンアップはProfessional版で利用可能)。

AOMEI Backupperはクラウドストレージ-AOMEI Cloudを提供しています。「クラウドバックアップ」機能で、ファイル/フォルダをAOMEI Cloudにバックアップできます。

クラウドストレージは実体がないので、災害や火事などによるデータ損失を回避できます。また、インタネットがあれば、AOMEIアカウントにログインして、どこでもバックアップを復元できます。復元するにはログインが必要なので、不正アクセスを防ぎます。データの安全性を確保できます。AOMEI Cloud(1TB)は、15日間無料試用可能で、ぜひ使ってみてください。

Windows 11を初期化して再インストールする方法

準備ができたら、次を読んで、Windows 11を初期化して再インストールしましょう。2つの方法を紹介するので、PCの状況に応じて選択することができます。

#1. 設定から「このPCをリセット」を実行する

Windows 11が正常に動作し、ログインできる場合、以下の手順に従ってクリーンインストールを実行してください。

1. 「Windows」+「I」キーを押して、「設定」を開きます。「システム」→「回復」をクリックします。

2. 「回復」ページで、「このPCをリセット」の右にある「PCをリセットする」ボタンをクリックします。

3. 「このPCをリセット」ウィザードが表示され、「個人用ファイルを保持する」または「すべて削除する」を選択するよう求めます。ここでは、「すべて削除する」を例として説明します。

▶ 注意:PCに複数のドライブまたはパーティションがある場合、Windows 11は次に、システムドライブ(Windows 11がインストールされている)だけからデータを消去するか、すべてのドライブから消去するかを尋ねてきます。必要に応じて選択してください。

4. 次に、Windows 11を再インストールする方法を選択します。

5. 「追加の設定」が表示されます。デフォルトでは、リセットプロセスはすべてを削除しますが、ドライブはクリーニングしません。ドライブをクリーニングする場合は、「設定の変更」をクリックします。

6. 次に、「データのクリーニングを実行しますか?」のスイッチをオンにして、「確認」を押します。Windows 11のドライブをクリーニングすると、もっと時間がかかることに注意してください。

7. すべての設定をよく確認し、問題がなければ、「リセット」ボタンをクリックします。

8. Windows 11が準備される1~2分後、PCが自動的に再起動されます。PCの再起動後、Windows 11は実際のファクトリーリセットプロセスを開始します。この部分には長い時間がかかることがありますが、これはパソコンのハードウェア構成によります。

9. Windows 11のインストールが終了したら、OSの新規インストールと同様に、最初からPCの名前やアカウント、パスワードを再設定する必要があります。

#2. Windows REから「このPCをリセット」を実行する

Windows 11にログインできない場合または、Windows 11を正常に起動できない場合、以下の手順に従って、Windows回復環境から「このPCをリセット」を実行しましょう。

1. ログイン画面で、「Shift」キーを押しながら電源アイコンをクリックし、「再起動」をクリックします。パソコンを正常に起動できない場合、「Windows 11で回復環境(WinRE)を起動する方法」の方法5に従ってWindows REに入ります。

2. Windows 11が再起動したら、「トラブルシューティング」→「このPCを初期状態に戻す」をクリックします。

3. 次に、ニーズに応じてリセットする方法を選択します。ここでは、「すべて削除する」(個人用ファイル、アプリ、設定をすべて削除する)を例として説明します。

4. ニーズに応じてWindows 11を再インストールする方法を選択します。

5. 次に、ファイルを削除した上でドライブをクリーニングするかどうかを尋ねられるので、お好きな方をクリックしてください。

6. すべての設定を確認し、問題がなければ、「初期状態に戻す」をクリックして、Windows 11を初期化して再インストールします。

まとめ

この記事から、Windows 11を初期化して再インストールする方法を2つ学べます。しかし、実行する前に、万が一の場合に備えて、重要なファイルをバックアップしておくことをお勧めします。AOMEI Backupperの助けを借りて、バックアップファイルをお好きな場所にバックアップできます。

さらに、ファイルバックアップのほかに、システムバックアップもサポートしています。コンピュータに何か問題が発生した場合、作成したシステムバックアップを使用して、コンピュータを素早く以前の正常な状態に戻すことができます。今すぐダウンロードし、データを守りましょう!