CドライブからDドライブへファイル/プログラムを移動する方法3つ

どのようにCドライブから別のドライブへファイル/プログラムを移動しますか?この記事では、Windows 11/10/8/7でプログラム/ファイルをローカルディスクのCドライブからD、E、F、Gドライブに簡単に移動する方法を教えます。下にスクロールして、詳細な手順を確認しましょう。

By @Comnena
最後の更新 2025年08月26日

Windows 10を使っている、購入してからまだ5週間ほどの新品のパソコンがあります。現在、システムがデフォルトでほとんどすべてをCドライブにインストールしている状態で、Cドライブの容量がすでにほぼいっぱいになってしまいました。

そのため、「ドキュメント」や「ビデオ」などの個人データをDドライブに移動したいと考えています(※「Program Files」などのシステムファイルは対象外です)。

しかし、移動したいフォルダーをファイルエクスプローラーで選んで右クリック → プロパティを開いても、「場所」タブが表示されないため、一般的な手順ではうまくいきません…。

何かよい方法はないでしょうか?

--あるユーザーより

Cドライブがいっぱいになるとき、Dドライブにまだ多くのスペースがあることはありますか?これが発生した場合、最初に考えたのは、上記の場合と同様に、ファイルをCドライブからDドライブに移動することです。しかし、本当にそれをすることができますか?

ファイルをCドライブからDドライブへ移動する際の注意点

Cドライブがいっぱいになったとき、明らかに、問題を解決する2つの可能な方法があります。

  • 未割り当て領域をCドライブに移動して拡張:HDDに未割り当ての領域がある場合は、この方法を試すことをお勧めします。簡単に言うと、ディスクの管理を開いて未割り当て領域をCドライブに割り当てるか、十分な領域のあるドライブを縮小してから、分離した領域でCドライブを拡張することができます。

  • Cドライブから別のドライブ(D、E、F、Gなど)にファイルを転送:Dドライブにまだ空き容量がある場合、この方法は上の方法より簡単かもしれません。しかし、そうしても大丈夫ですか?実際には、移動しようとしているファイルによって異なります。

一般に、システム関連ファイルはシステムプログラムと一緒に保存する必要があるため、別のドライブに移動することはできません。以下はCドライブからDドライブへ移動できるもの:

  1. プログラムファイル:ウェブサイトからダウンロードしてサードパーティ製のソフトウェアとして使用されるFacebook、Photoshopやインストールされたゲームなど
  2. 個人用ファイル:「マイドキュメント」フォルダーや「デスクトップ」フォルダーに作成またはダウンロードしたファイル。例えば、写真、ムービー、音楽、テキストなどの個人用ファイル

一部の特定のプログラムは、ハードドライブのルートドライブにインストールする必要があることに注意してください。つまり、Cドライブにインストールされている場合にのみ機能し、インストール中に場所を変更するオプションはありません。不適切な操作によりデータが失われた場合に備えて、事前にプログラムファイルをバックアップしてください。

ファイルをCドライブからDドライブへ移動する方法

システム以外のファイルを1つのドライブから別のドライブに移動するには、合計3つの方法があります。ローカルディスクCからDにファイルを移動する場合に加えて、これらの方法を使用してCドライブから外付けHDDにファイルを移行することができます。

👀注意:

移動後、Dドライブからこれらのファイルにアクセスできることを確認してください。問題がなければ、Cドライブからそれらを削除してスペースを解放できますが、これらのファイルの以前のショートカットは無効になります。予期しない事態に備え、ファイルを削除する前にCドライブをバックアップしておいてください。

方法1:無料のAOMEI BackupperでCドライブからDドライブへファイルを移す

AOMEI Backupper Standardは信頼性が高く、使いやすい同期ソフトであるため、初心者から上級者まで幅広いユーザーに適しています。このフリーソフトを使用し、CドライブからDドライブへファイルを簡単に移動することができます。

また、無料のバージョンでも豊富な機能を提供しており、システム、ディスク、ファイル、パーティションのバックアップと復元を簡単に行うことができます。

AOMEI Backupper

パソコン初心者でも簡単に使える

√ 自動同期が実行可能
√ バックアップスケジュールが設定可能
√ 対応OS:Windows 11/10/8.1/8/7
√バックアップ&復元、クローンなどの機能もサポート

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安全かつ高速

ステップ 1. 上のボタンをクリックし、AOMEI Backupper Standardをダウンロード、インストール、起動します。「同期」、「ベーシック同期」をクリックします。

ステップ 2. 次に、「同期元を選択」をクリックして、Cドライブから対象のファイルとフォルダを選択します。

ステップ 3. 同期したいファイルとフォルダを追加してから、Dドライブをターゲットパス(同期先)として選択します。

ステップ 4. 最後に、「開始」をクリックしファイルの同期を始めます。

💡ヒント:

「自動同期」機能を使用すると、ファイルをDドライブに定期的に同期できます。選択したフォルダからあるファイルタイプを排除するには、AOMEI Backupper Professionalにアップグレードする必要があります。

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方法2:コピー&貼り付けでCドライブからDドライブへファイルを移す

コンピューターまたはこのPCをダブルクリックして、Windowsファイルエクスプローラを開きます。移動するフォルダまたはファイルを指定し右クリックします。表示されたメニューから「コピー」または「切り取り」を選択します。最後に、ファイルを保存する他のドライブ(ここは、Dドライブ)を指定し、空白を右クリックして「貼り付け」を選択します。

または、ソースドライブ内でこれらのファイルを選択した後、「Ctrl」+「C」キー(コピー)または「Ctrl」+「X」キー(切り取り)を押します。コピー先のドライブで、「Ctrl」+「V」キーを押してこれらのファイルを貼り付けます。

💡ヒント:
  • この方法は、個人用ファイルをCドライブからDドライブへ移動する場合に適用されます。プログラムファイルを移動すると、アクセスできなくなります。

  • 転送後、Cドライブ上の「マイドキュメント」フォルダなどを削除することは推奨されません。削除したら、お使いのプロフィールを台無しにします。

方法3:コマンドプロンプトでデータをCドライブからDドライブへ移す

ステップ 1. 「Windows」キーと「R」キーを合わせて押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。「cmd」を入力し、「Enter」キーを押して「コマンドプロンプト」を開きます。

ステップ 2. 例として、Cドライブのルートディレクトリにある「workfile.txt」をDドライブのルートにコピーする場合、次のコマンドを入力し、「Enter」キーを押してください:

copy "C:\workfile.txt" "D:\"

同じフォルダー内のすべての「.txt」ファイルをまとめてコピーしたい場合は、次のように入力し、「Enter」キーを押してください:

copy "C:\*.txt" "D:\"

👀注意:

copyコマンドはファイルのみを対象にしており、フォルダーのコピーはできません。フォルダーごとコピーしたい場合はxcopyやrobocopyをご利用ください。

プログラムをCドライブからDドライブへ移動する方法

Windows 10/11では、CドライブにインストールされたアプリケーションやプログラムをDドライブに移行することで、システムドライブの容量を節約し、パフォーマンスを向上させることができます。ただし、すべてのプログラムが移行可能ではなく、移行手順に制限がある場合があります。

Windows設定の「アプリと機能」を使用すれば、一部のプログラムを移行することができます。以下は具体的な手順を説明します。

1. 「Windows」キーと「I」キーを同時に押して、「設定」を開きます。

2. 「アプリ」セクションを選択し、次に「アプリと機能」をクリックします。これで、インストールされているすべてのプログラムのリストが表示されます。

3. リストをスクロールして移動したいプログラムを見つけ、「移動」ボタンをクリックします。

4. 表示される画面で、現在のインストール場所を確認し、ドロップダウンメニューからDドライブを選択します。その後、もう一度「移動」をクリックして操作を実行します。

5. 移動が完了したら、「設定」画面を閉じて操作を終了します。

CドライブからDドライブへのファイル移動に関するよくある質問

CドライブとDドライブを分ける理由は?
 
CドライブとDドライブを分けることで、システムファイルと個人データを分離でき、データの管理がしやすくなります。これにより、バックアップや復元の際にも効率よく作業ができ、システムのパフォーマンスが向上します。特に重要なファイルを扱う場合、Dドライブを利用することが推奨されます。
Cドライブから消してもいいものは?
 
Cドライブから削除しても問題ないものには、不要なファイルやフォルダー、不要なアプリケーションやプログラム、PCのキャッシュや一時ファイル、古いWindowsインストールファイル、復元ポイントなどがあります。これらを定期的に整理することで、Cドライブの容量を効率的に管理できます。
Cドライブに保存しない方がいい理由は?
 
Cドライブにデータを保存すると、頻繁にデータの読み書きが行われるため、断片化が進み、システムやソフトウェアの起動が遅くなる可能性があります。個人データは、パフォーマンスの低下を防ぐためにも、なるべくDドライブに保存するのが望ましいです。

まとめ

面倒なアンインストールと再インストールが要らないので、上述の3つの方法でCドライブからDドライブへファイルを簡単にコピーできます。実は、AOMEI Backupperは同じ機能でSSDからHDDへファイルを移動することもサポートしています。さらに、コンピュータを保護するために、このユーティリティを使用して外部ドライブにファイルを自動バックアップすることができます。

Windows Server 2003/2008/2012/2016/2019/2022/2025(R2を含む)を実行している方は、AOMEI Backupper Serverを試して、より高度な機能をお楽しみください。

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