RAIDのデータ復旧ソフトおすすめの3選!

RAIDが故障して、その中のデータを素早く復元したいですか?この記事では、3つのRAIDデータ復旧ソフトをご紹介します。ぜひご覧ください。

By @Machi 最後の更新 2022年06月23日

RAIDについて

RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)は、複数台のハードディスクを組み合わせることで仮想的な1台のハードディスクとして運用し冗長性を向上させる技術です。RAIDはサーバーでよく使われて、OSがディスクとして扱います。RAIDには仕組みの違いによりRAID0からRAID6までのレベルが定義されています。RAIDのレベルによって、データの読み書き速度や耐障害性が異なるため、ユーザーは実際のニーズに従って選択する必要があります。

注意しなければならないのは、サーバーやパソコンにRAID技術が採用されていても、データが絶対に安全というわけではなく、RAIDアレイからのデータ消失はよくあることです。例えば、誤った削除、フォーマット、パーティション故障、RAID情報の消失、RAID内のディスクの順番の間違いなどがデータ消失の原因です。

RAIDアレイのデータが消失した場合、どうすればよいですか?RAIDから失われたデータを復元することは可能ですか?

答えはもちろんです!これから、RAIDのデータ復旧ソフトを3つ紹介します。ぜひご覧ください。

RAIDのデータ復旧ソフト

このパートで紹介するRAIDデータ復旧ソフトは、3つとも無料試用版がありますが、データを復元するには、製品版を購入する必要があるので、ご注意ください。

1. ファイナルデータ

ファイナルデータは、17年連続シェアNo.1の歴史の古いファイル復元ソフトです。ディスククラッシュなどの致命的なデータ喪失時にもデータを復元します。また、その動作がシンプルで、システムに余計な変更を加えないのもメリットです。

しかし、使い方はちょっと分かりにくくて、適切でないとデータを復元できません。初心者には使いにくいかもしれません。

詳しい使い方はこちら:ファイナルデータ「高度な復元」の詳細解説

2. 復旧天使

復旧天使は、データ復旧専門企業のLIVEDATAによって開発されたデータ復元ソフトです。RAID構成のNASのデータ復旧に対応しています。4ステップのみでデータ復旧が可能なので、初心者には使いやすいです。また、課金前に復旧が可能かどうか判断できるので便利で、口コミでも復旧できたというコメントが数多くあります。

復旧天使は復旧するデバイスやファイルの種類によって10種類の製品ラインナップがあります。したがって、ぜひ自分のニーズによって、正しい製品を購入してくださいね。

3. Data Rescue 5(MAC用)

Data Rescue 5は、米国FBIやCIAが犯罪捜査で公式採用されている信頼性の高いデータ復旧ソフトです。RAIDからの復元に強みを持つのでお勧めします。3ステップでデータを復旧します。初心者には簡単です。製品版はドライブ5台までの復旧が可能です。

おまけ:万が一に備えてRAIDをバックアップしよう

以上は、RAIDのデータ復旧ソフトを3つ紹介しました。3つともデータを復元するには、料金を払う必要があります。さらに、データ復旧ソフトを使っても、業者に依頼しても復旧できないデータがあるので、重要なデータを保護したり、費用を節約したりするには、あらかじめバックアップしておく必要があります。

ここでは、Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XP対応の無料で使用できるバックアップ&復元ソフト-AOMEI Backupper Standardをお勧めします。このソフトを使って、RAIDドライブ全体/システム/特定のパーティション/ファイル&フォルダをほとんどのストレージデバイスにバックアップできます。自動バックアップもサポートしているので、RAIDのデータを持続的に保護することが可能です。

これから、AOMEI BackupperでRAIDをバックアップする方法をご紹介します。開始する前に、まずAOMEI Backupper Standardをダウンロードし、インストールしましょう~

無料ダウンロード Win 11/10/8.1/8/7/XP
安全かつ高速

ステップ 1. AOMEI Backupperを開きます。「バックアップ」タブ→「ディスクバックアップ」をクリックします。

☆ヒント:
ディスクバックアップは、一度に複数のディスク(RAID0、RAID1…)のバックアップに対応しています。しかし、復元する時に、一つずつ復元する必要があります。
ニーズに応じて「システムバックアップ」「パーテイションバックアップ」「ファイルバックアップ」を選択することもできます。

ステップ 2. 「ディスクを追加」をクリックし、RAIDを選択し、「追加」をクリックし、確認します。

ステップ 3. 矢印下のボックスまたは逆三角形アイコンをクリックし、バックアップイメージの保存先を選択します。内蔵/外付けHDD/SSD、NAS、クラウドドライブなど様々なストレージデバイスに対応しています。

ステップ 4. 下部の3つのオプションをクリックし、ニーズに応じてバックアップをカスタイズします。すべての設定を確認し、問題がなければ、「開始」をクリックします。

オプション:バックアップの圧縮レベル、バックアップ完了後のメール通知などを設定します。
スケジュール:毎日/毎週/毎月などの頻度から自動バックアップの実行を設定します。
スキーム:増分バックアップ/差分バックアップ(変更された部分のみバックアップ)/フルバックアップと、古いバックアップの自動削除を設定します。バックアップの保存先に十分な空き容量があるのを確保したい場合、このオプションの設定をお勧めします。差分バックアップとバックアップの自動削除はAOMEI Backupper Professionalで利用可能です。

まとめ

この記事では、3つのRAIDデータ復旧ソフトを紹介しました。3つとも無料試用版があるので、一つずつダウンロードして使ってみて、復旧可能なデータを確認してから購入しましょう。

また、このような状況を二度と経験しないために、バックアップ&復元フリーソフト-AOMEI Backupper Standardで、あらかじめRAID全体またはその中の重要なファイル/フォルダをバックアップしておくのをお勧めします。

Windows Serverのユーザーの場合、AOMEI Backupper Serverをご利用ください。