4つの方法:iPhoneの連絡先を別アカウントに移行
この記事では、iPhoneの連絡先を別アカウントに移行する方法を説明します。そのほか、Apple IDなしでiPhoneの連絡先を別アカウントにコピーする方法も含まれています。お役に立てれば幸いです。
質問:iPhoneの連絡先を別アカウントに移行できますか?
異なるApple ID間で電話帳を移行できますか?
● 異なるApple ID間で電話帳の移行をしたいのですが、可能でしょうか?可能であれば移行方法はどうなるでしょうか?
● Apple IDを変更して新Apple IDにしたとき、旧Apple IDの時にあった連絡先を残しておくやり方はありますか?
- Yahoo知恵袋からの質問
iCloudは、ユーザーがiPhoneの連絡先(電話帳)、メッセージ、メモ、カレンダーなどをバックアップおよび管理する簡単な方法を提供します。同じApple IDでログインしている限り、どのiDeviceでもこれらのデータに簡単にアクセスすることができます。
新しいiPhoneを入手した場合、iCloudで連絡先をオンにすることで、連絡先をiPhoneからiPhoneに移行することができます。現在のiCloudアカウントを忘れてしまい、新しいiPhoneに電話帳を移行したいという場合もあります。また、特に理由なく、ただ心機一転で新しいApple IDを使いたい場合もあるでしょう。
実際、旧Apple IDから新Apple IDへ電話帳をまるごとコピーするには、1件1件AirDropで同期する方法もありますが、数が多いと骨が折れてしまいますかね。では早速、iPhoneの連絡先を別アカウントに移行する方法をご紹介します。
iCloudでiPhoneの連絡先を別アカウントに移行する方法
ここでは、違うApple IDの間で電話帳を移行するのに役立つ2つのテスト方法を詳しく説明します。あなたの状況に応じて最適な方法を選択できます。説明のために、AppleアカウントAからアカウントBに連絡先を移行したいと仮定してみましょう。
方法1:iCloud同期でiPhoneの連絡先をiPhoneから別アカウントに移行する
ステップ 1. iCloudアカウントAにサインアウトする前に、iPhoneの「設定」に入ります。自分の名前をクリックして、「iCloud」→「連絡先をオフにする」→「iPhoneに残す」を選択します。必要に応じて、他のトグルをオフにすることもできます。
ステップ 2. このデバイスからアカウントAを削除します。
ステップ 3. アカウントBでサインインし、連絡先の同期をオンにします。すると、このデバイスに保存されている連絡先がiCloudに同期されます。
方法2:iCloud.com経由でiPhoneの連絡先を別アカウントにコピーする
手元にパソコンがあれば、iCloud.comを利用して、異なるApple IDからiPhoneに電話帳を移行することができます。
ステップ 1. iCloud.comのWebサイトを開き、AppleアカウントAにサインインします。そして、「連絡先(電話帳)」をクリックします。
ステップ 2. すると現在のApple IDに保存されている連絡先が一覧表示されます。ページの左下の歯車アイコンをクリックし、すべての電話帳をエクスポートする場合は、「すべて選択」をクリックします。また、ShiftまたはCtrlを使用して、必要な電話帳のみを選択することができます。
ステップ 3. もう一度歯車のアイコンをクリックし、「vCardを書き出す...」を選択して、連絡先をコンピュータにダウンロードします。
ステップ 4. アカウントAをログアウトし、アカウントBでサインインします。電話帳画面で歯車をクリックし、「vCardを読み込む...」を選択して、アカウントAから書き出した電話帳を読み込みます。
以上は、iCloud経由でiPhoneの連絡先を別アカウントに移行するための二つの方法です。どれも簡単に操作できますが、iCloudの使用と様々なiCloudエラーにうんざりしている場合は、iCloudを使わない方法で電話帳の移行を図ることもできます。そこで、次のパートでは、iPhoneの連絡先を別アカウントに移行できるもっと簡単な方法を紹介します。
iPhoneの連絡先を別アカウントに移行する簡単な方法
ここで、Windows PC用のプロなiPhone転送ツールであるFoneToolを利用することをお勧めします。このソフトはAppleアカウントなしで、数クリックだけで簡単にiPhoneからiPhoneに電話帳を移行できます。
無料で転送を完了するための二つのステップ:
① 移行先のiPhoneからパソコンに連絡先を移行する
② パソコンから移行先のiPhoneに連絡先を移行する
すべての連絡先を選択するのではなく、必要な連絡先を選択することもできます。何よりも、新しいiPhoneをリセットする必要がなく、デバイス上の既存のデータも消去されません。
★ヒント:FoneToolはiPhoneからiPhoneへの直接転送機能も備えていますが、この機能は有料なので、パソコンに負担をかけたくないユーザーなら、ぜひ検討してみてください。こちらも後の内容で具体的な操作方法を紹介します。
iPhone 4から最新のiPhone 15/14/13/12/11/SE 2022までのすべてのモデルのiPhoneをサポートしており、最新のiOS 17/16/15/14と完全に互換性があります。PCにソフトをダウンロードし、以下の手順に従って、違うApple ID間でiPhoneの電話帳を移行してください。
違うApple ID間でiPhoneの電話帳を移行する手順(無料)
違うApple ID間でiPhoneの連絡先を移行するには、iPhone Aからパソコンに連絡先を転送し、そしてパソコンからiPhone Bに連絡先を移行する、という2つのステップが必要です。
ステップ 1. FoneToolを起動し、コンピュータに転送したい連絡先が含まれているiPhone Aを接続します。
ステップ 2. ツールバーの「データ転送」>「iPhoneからPC」オプションをクリックします。
ステップ 3. プラスアイコンをタップして、「連絡先」を選択し、転送したい連絡先を選択し、「確認」をクリックして確認します。
ヒント:連絡先のファイル形式は、「転送設定」でvCard(デフォルト)または、CSVを選択可能です。
ステップ 4. 「転送開始」をクリックして転送を開始します。
ステップ 5. iPhone Aを取り外し、iPhone Bをコンピュータに接続します。そして、おなじく「PCからiPhone 」オプションをクリックします。
ステップ 6. フォルダアイコンをクリックして、連絡先をブラウズして選択します。「転送開始」をクリックして、転送タスクを作成します。
◆ ご覧のとおり、この方法ではApple IDを使用する必要はないため、Apple IDを使用せずにiPhoneからiPhoneに連絡先を移行する場合にも適用されます。
◆ 連絡先以外にも、メッセージ、写真、音楽、動画も転送することができます。
◆ 転送後、iPhoneの「設定」に移動してiCloudの「連絡先」をオンにして、連絡先を任意のiCloudアカウントに同期することができます。
◆ この方法は1本のUSBケーブルが必要です。もし手元にUSBケーブルを持っていない場合は、下のQRコードをスキャンしてFoneToolモバイルアプリをiPhoneにダウンロードできます。FoneToolモバイルアプリでソースデバイスとターゲットデバイスを接続して、iPhoneからiPhoneへデータを無線で転送できます。
違うApple ID間でiPhoneの電話帳をワンキー移行する手順(有料★)
実際、FoneToolの会員にアップグレードすれば、一回のクリックでほとんどすべてのデータを転送できます。
ステップ 1. iPhoneからiPhoneにすべてのデータを移行したい場合、「データ転送」>「iPhoneからiPhone」オプションを選択することができます。
ステップ 2. iPhone AとiPhone Bをパソコンに接続し、「転送開始」をクリックすると、iPhoneからiPhoneへのデータ移行が開始されます。
ヒント:この方法は2本のUSBケーブルが必要です。USBデータケーブルが1本しかない場合は、「データバックアップ」の「完全バックアップ」機能を利用して、古いiPhoneを完全バックアップしてから、「バックアップ管理」でバックアップを新しいiPhoneに復元できます。
まとめ
以上は、iPhoneの連絡先を別アカウントに移行する方法について説明しました。直接iPhoneで実現するか、iCloud.comにアクセスして実現することができます。または、iCloudに頼りたくないなら、FoneToolを試すのもよい選択です。FoneToolは、データを失うことなく、選択した電話帳を別のiPhoneに移行するのに役立ちます。
FoneToolに関するより詳しい情報は特徴ページで確認できます。