【機種変更】iPhoneをバックアップから復元できない時の対処法

新しいiPhone 15に機種変更する際に、初期設定中にiPhoneをバックアップから復元できないですか?この記事を読んで、新しいiPhoneがバックアップを復元できない問題を解決する7つの方法を学ぶことができます。

Zoe

By Zoe / 更新日 2023年12月22日

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iTunes/iCloudバックアップからiPhoneを復元できない

 

iPhoneを機種変更し、iCloudのバックアップから復元できません

● iPhoneを機種変更し、iCloudのバックアップから復元したのですが、写真や動画の一部が真っ暗なままです。復元してから1日待ちましたが変わりません。どうしたら良いのでしょうか?

● iPhone8からiPhone14miniに機種変更し、クイックスタートでバックアップを復元したのですが、アプリが読み込み中のままです。どうしたら良いですか?

- Yahoo知恵袋からの質問

iPhoneをバックアップから復元できない

機種変更して、古いiPhoneから新しいiPhoneにデータを移行するのは簡単です。まずiTunesやiCloudで古いiPhoneのデータをバックアップし、そのバックアップを新しいiPhoneに復元すれば、すべてのデータを移行することができます。ただし、この操作は時々、期待どおりにスムーズに動作しないようです。例えば、移行中に、「バックアップを復元できません」というエラーメッセージが表示されます。

この問題に遭遇したことがありますか?もし解決策をお探し中なら、心配しないでください。このガイドでは、新しいiPhoneがバックアップから復元できない理由だけでなく、解決策についても紹介します。

バックアップからiPhoneを復元できない理由

新しいiPhoneがiTunes/iCloudバックアップから復元できない問題につながる理由は沢山あり、言い切れませんが、以下は分析による一般的な原因です。

iCloudバックアップが復元できない原因

  • Wi-Fiに繋がっていない、または通信速度が低下している
  • iPhoneの空き容量が不足で、iCloudバックアップをデバイスに保存できない
  • 複数のApple IDを利用していて、復元する時に間違ったものを入力した

iTunesバックアップが復元できない原因

  • パソコンのネットワーク環境が不良
  • 復元先のiPhoneの容量がiTunesバックアップの容量より少なくて、保存できない
  • iPhoneがロックされた状態でiTunesバックアップを復元する
  • iOSまたはiTunesのバージョンは最新ではない
  • 使用ているUSBポートは壊れて、PCとの接続不良が起きた
  • iTunesバックアップが破損して、互換性がない

機種変更の際、iPhoneをバックアップから復元できない解決策

ここでは、新しいiPhoneにバックアップを復元できない問題を解決できる五つの方法を紹介します。これらの方法は、iPhone 15、iPhone 14、iPhone SE 2022、iPhone 13、iPhone 12、iPhone 11、iPhone XR、iPhone XS、iPhone X、iPhone 8など、すべてのiPhoneモデルに適用されます。

iCloudバックアップが復元できない解決策

解決策1:インターネット接続をチェックする

インターネット接続が不十分なため、新しいiPhoneがバックアップから復元できない可能性があります。復元には安定でアクティブなネットワーク接続が必要なので、Wi-Fi接続が良好であることを確認してください。デバイスを電源につなぎ、Wi-Fiに接続されていることを確かめてください。モバイルデータ通信でインターネットに接続された状態では、バックアップから復元できません。

解決策2:iOSのバージョンが最新にアップデートする

iOSが古い状態のスマートフォンを使用している場合、バックアップからの復元が機能しない恐れがあります。復元できないようなら、端末のiOSを確認し、バージョンが古い場合は最新のiOSにアップデートしてください。このような場合、iPhoneをアップデートし、データを消去することで初期設定作業を再開することができます。

ステップ 1. 「Appsとデータ」画面で、「新しいiPhoneとして設定」オプションを選択します。

新しいiPhoneとして設定

ステップ 2. Apple ID、Face IDまたはTouch ID、パスコードのステップをスキップして、初期設定プロセスを完了します。

ステップ 3. 「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」でiOSを最新バージョンに更新します。

ソフトウェアアップデート

ステップ 4. デバイスを消去します。「設定」>「一般」>「転送またはiPhoneをリセット」>「すべてのコンテンツと設定を消去」。初期設定プロセスを再起動し、復元を実行してみてください。

すべてのコンテンツと設定を消去

 

解決策3:iCloudストレージの消費容量を確認する

iCloudストレージが不足しているという警告が表示される場合

ステップ 1. iPhoneで、「設定」>「[ユーザ名]」の順に選択します。

ステップ 2. 「iCloud」をタップします。画面の一番上で、iCloudストレージの消費容量を確認できます。

ステップ 3. 「アカウントのストレージを管理」または「ストレージを管理」をタップします。

iCloudストレージの消費容量を確認

ステップ 4. 「バックアップ」をタップし、ご利用のデバイスをタップします。「前回のバックアップ」と「バックアップのサイズ」の下で、「次回作成時のサイズ」を確認できます。

ステップ 5. iPhoneをバックアップする時、iCloudストレージの空き容量が足りない場合は、以下の方法で対処できます。

  • 不要な情報を削除して、バックアップのサイズを減らします。
  • iCloud+プランをアップグレードして、容量を増やします。

解決策4:「iPhoneを探す」がオンになっているかを確認する

「iPhoneを探す」は、iPhoneを紛失したときや盗難されたときに、自分のiPhoneがどこにあるのかを確認でき、遠隔操作できる機能です。多くの方がオンに設定していると考えられます。普段は便利な機能なのですが、この機能がオンになっていると復元できない仕様になっています。iCloud、iTunesどちらから復元する場合でも、必ずオフにしてから復元してください。

「iPhoneを探す」をオフにする方法は、「設定」→「サインイン」→「探す」→「iPhoneを探す」の順にタップしていくとできます。

iPhoneを探す

iTunesバックアップが復元できない解決策

解決策1:iOS・iTunesを最新バージョンにアップデートする

iCloudを利用したバックアップと同様、iTunesを使用する際もiOSは最新の状態である必要があります。さもないと、iTunesバックアップを復元しようとすると、「このiPhoneのソフトウェアが古すぎるため、バックアップはこのiPhoneの復元には使用できません」というエラーメッセージが表示される場合があります。つまり、iTunesを利用する場合は、iOSだけでなくiTunesのバージョンも最新にしてください。

より新しいバージョンのソフトウェアが必要

Windowsではメニューバーの「ヘルプ」>「iTunesについて」を、Macでは「iTunes」をクリック>「アップデートを確認」を選択します。コンピュータを再起動し、再試行してください。

ヘルプ

解決策2:Wi-Fi接続とUSBケーブルを確認する

iTunesを利用する際は、端末だけでなくPCのインターネット環境についてもチェックしておく必要があります。もしPCがWi-Fiに接続されていなかったり、有線が繋がれていなかったりすると、データを復元することができません。

また、PCと2iPhoneを繋ぐUSBケーブルに断線などの問題が生じている可能性もあります。他に問題が見当たらないなら、別のUSBケーブルを使用してみましょう。

解決策3:PCとiPhoneを再起動する

iTunesバックアップの復元ができない場合、PCもしくはiPhoneに何らかの不具合が生じているかもしれません。これらの不具合は、再起動によって改善できる可能性があるので、PCと端末の両方を再起動してみてください。

プロのバックアップ&復元ソフトでiPhoneを機種変更する

上記のすべての方法も新しいiPhoneにバックアップから復元できない問題を修正するのに役立たない場合、バックアップなしでiPhoneからiPhoneにデータを移行する別のツールを試すことができます。FoneToolは、プロのiPhoneバックアップツールとして、良い選択とみなされます。必要に応じて、すべてのデータ、または選択したデータを転送するのに役立ちます。

FoneToolは最新のiPhone 15/14/13/12/11/iPhone SE 2022を含むすべてのiPhoneモデルをサポートし、最新のiOS 17/16/15でうまく動作します。このツールを入手し、新しいiPhoneにデータを転送する方法をご覧ください。

無料ダウンロード Win 11/10/8.1/8/7/XP
安全ダウンロード

→ ワンクリックでiPhoneからiPhoneに機種変更する

このiPhone転送ソフトによって、写真、連絡先、通話履歴、メッセージ、メモ、カレンダー、Safari、システム設定などのデータを転送することができます。

ステップ 1. FoneToolを開く>古いiPhoneと新しいiPhoneをプラグインします。

ステップ 2. 「データ転送」>「iPhoneからiPhone」オプションをクリックします。

iPhone間の転送

ステップ 3. ソースiPhoneとターゲットiPhoneを確認します。バックアップの暗号化を有効にし、「転送開始」をクリックします。

転送開始

ヒント:この方法は2本のUSBケーブルが必要です。USBデータケーブルが1本しかない場合は、「データバックアップ」の「完全バックアップ」機能を利用して、古いiPhoneを完全バックアップしてから、「バックアップ管理」でバックアップを新しいiPhoneに復元できます。

完全バックアップ

→ 写真、連絡先、音楽などのデータを選択的にバックアップおよび復元する

◆ 転送を完了するための2つのステップ:古いiPhoneのデータをパソコンにバックアップしてから、新しいiPhoneにデータを復元します。連絡先、メッセージ、写真、動画、曲などのデータを選択して転送することができます。デバイス上の既存のデータも消去しないため、初期設定後にiPhoneからiPhoneへデータを移行するのに役立ちます。

古いiPhoneのデータをバックアップする

ステップ 1. FoneToolを起動し、古いiPhoneをプラグインします。

ステップ 2. 「データバックアップ」>「個別バックアップ」をクリックして、バックアップしたいデータを選択することができます。

カスタムバックアップ

ステップ 3. 各アイコンをクリックして、転送したい項目を選択し、「確認」をクリックします。

項目を選択

ステップ 4. 「バックアップストレージパス」でバックアップ先を選択>「バックアップ開始」をクリックします。

バックアップ先を選択

新しいiPhoneにデータを転送する

ステップ 1. 古いiPhoneを抜いて、新しいiPhoneを接続します。「バックアップ管理」をクリックして、バックアップ管理インタフェースに移動します。

ステップ 2. バックアップタスクの横にある「復元」アイコンを選択します。

「復元」を選択

ステップ 3. アイコンをクリックして、新しいiPhoneに復元されるデータをプレビューすることができます。すべてが問題なければ、「復元開始」をクリックして作成します。

復元開始

ヒント:この方法はUSBケーブルが必要です。もし手元にUSBケーブルを持っていない場合は、下のQRコードをスキャンしてFoneToolモバイルアプリをiPhoneにダウンロードできます。FoneToolモバイルアプリでソースデバイスとターゲットデバイスを接続して、iPhoneからiPhoneへデータを無線で転送できます。

QRコード

iTunes/iCloudバックアップ&復元に関するFAQ

iTunesやiCloudを使用したバックアップと復元に関するFAQをまとめてみましょう。

#1:iTunes/iCloudバックアップからiPhoneに復元できるデータは?

iTunesバックアップとiCloudバックアップの違いについては以下の通りです。

iTunesとiCloud両方とも復元できるデータ

  • アプリのデータ
  • Apple Watchのバックアップ
  • デバイスの設定
  • ホーム画面とアプリの配置
  • メッセージ、テキスト(SMS)、MMSメッセージ
  • iPhone上の写真とビデオ
  • iTunes Store、App Store、ブックストアの購入履歴(音楽、映画、テレビ番組、App、ブックなど)
  • 着信音
  • ビジュアルボイスメール(留守番電話サービス)のパスワード

iTunesのみで復元できるデータ

  • 通話履歴
  • 壁紙の設定
  • カレンダーに記入した内容

iTunesで暗号化がある場合は、以下のデータも復元可能です。

  • 保存されたパスワード
  • ウェブサイトの閲覧履歴
  • ヘルスケア情報

ただし、特定のアプリやゲームの場合、データ移行に特別な手続きが必要なことがありますので、新しいiPhoneに切り替える前に、移行したいデータがあるかどうか事前に確認することが重要です。

#2:それでもバックアップから復元できない場合は?

バックアップデータを復元できない場合は、最終手段として「リカバリモード」を試してみましょう。

リカバリモードとは、iPhoneを初期化し、出荷状態に戻す機能です。リカバリモードにすることで、基本的にはバックアップからの復元が可能になります。以下では、リカバリモードにする方法やその際の注意点をご説明します。

ステップ 1. iPhoneとPCをケーブルで接続します。

ステップ 2. PCでiTunesを起動します。

ステップ 3. iPhoneにリカバリモードの画面が表示されるまで待ちます。

リカバリモード

ステップ 4. iTunes側で「iPhoneに問題があります」と表示されたら、「復元」を選択します。

ステップ 5. iTunesでiPhoneの設定を行い、復元完了です。

もちろん、上記で紹介したプロのバックアップ&復元ソフトFoneToolを利用して、iPhoneを機種変更することもできます。

#3:iPhoneのバックアップをあとから復元するには?

iCloudバックアップを、あとからiPhoneに復元する方法は、以下の通りです。ただし、iPhoneを初期化後に行うする必要があります。

ステップ 1. iPhoneを設定アプリから「全てのコンテンツと設定を消去」して初期化します。

ステップ 2. 「こんにちは」が表示されたら、「Appとデータ」画面まで設定を進めます。

ステップ 3. 「Appとデータ」で、「iCloudバックアップから復元」を選択します。

ステップ 4. ガイダンスに従って、初期設定を完了します。

まとめ

以上は、新しいiPhoneでバックアップを復元できない問題を解決する方法でした。これらの方法で復元を成功させれば幸いです。もしすべての方法を試しても、復元を実行できない場合は、FoneToolを使用して、データを直接新しいiPhoneに転送することができます。また、バックアップと転送機能のほか、FoneToolを使用してiPhoneの重複写真を検索して削除したり、HEIC画像をJPG/PNGに変更したりすることもできます。