【Windows版】iPhoneを外付けHDDに直接バックアップする方法

iTunesは常にCドライブにiPhoneのバックアップを保存するので、このガイドに従って、Windows 11/10/8/7でiPhoneを外付けHDDに直接バックアップする方法を学ぶことができます。

Zoe

By Zoe / 更新日 2024年03月05日

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WindowsでiPhoneデータを外付けHDDに直接バックアップできますか?

● iPhoneのバックアップについてiCloudやGoogleフォト以外にも念の為バックアップを取りたいのですが、パソコンがないので、外付けHDDで写真と動画のバックアップを取りたいと思っています。オススメの商品を教えてください。

● iPhoneのデータをバックアップするのに、パソコンの容量がなくて、外付けHDDにバックアップしたいんですが可能ですか?やり方おしえて欲しいです。

―Yahoo知恵袋からの質問

iPhoneを直接外付けHDDにバックアップできますか?

iPhoneのストレージを使い切ろうとしているときや、大切なデータがあるときは、iPhoneのストレージを安全に解放し、大切なiPhoneのデータを失わないために、iPhoneをバックアップする必要があります。

ただし、iPhoneをiTunesにバックアップしたら、バックアップデータにより、パソコンの容量が圧迫されます。それに、iTunesを使ってiPhoneに写真を取り込んだことがある人なら、iCloud写真を使うとiTunesから同期した写真が削除されることに気がつくでしょう。また、iPhoneをiCloudにバックアップしたら、5GBを超えた分は相応のお金を払う必要があります。それに、iCloudの容量はずっと支払う必要があります。

そこで、もう一つの選択は外付けHDDというものです。では、iPhoneを直接外付けHDDにバックアップできるますか?

iTunes

WindowsでiPhoneを外付けHDDに直接バックアップする方法

ここでは、Windows11/10/8/7パソコンでiPhoneのデータを外付けHDDに直接バックアップするための2つのツールを提供します。iTunesまたは強力なバックアップソフトのどちらかを使用することができます。ただし、iTunesでバックアップする場合、バックアップ先を変更する必要があるかもしれません。

方法1:iPhoneを外付けHDDに直接バックアップする(推薦)

FoneToolはプロのiPhoneバックアップソフトです。ユーザーフレンドリーなインターフェースで、初心者でも簡単にWindowsパソコンでiPhoneを外付けHDDにバックアップすることができます。数回のクリックだけでiPhoneデータをHDD、SSD、USBドライブに移動することができます。

● 複数のファイル形式をサポート:このツールは、写真、動画、メッセージ、連絡先、および他のデータをWindows PCの外付けHDDにバックアップするのに役立ちます。
● 選択的バックアップ:iPhone上のすべてのデータをバックアップしたくない場合は、1つのファイルタイプと1つまたは複数のファイルを選択できます。
● 速い処理速度:iTunes、iCloudなどの他のツールと比較して、FoneToolは非常に短時間でバックアップを処理することができます。
● 幅広い互換性:FoneToolはiPhone 15/14/13/12/11/X/SE 2022および以前のiOSデバイスをサポートします。

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FoneToolをパソコンにダウンロードし、外付けHDDをパソコンに接続し、USBケーブルでiPhoneをパソコンに接続し、Windows 11/10/8/7パソコンでiPhoneを外付けHDDにバックアップする準備をします。

FoneToolでiPhoneデータを外付けHDDにバックアップする手順

ステップ 1. バックアップモードを選択する

データバックアップ」>「個別バックアップ」を選択すると、5種類のiPhoneデータを丸ごとバックアップすることができます。

カスタムバックアップ

ヒント:データ転送」の「iPhoneからPC」機能で、iPhoneからパソコンに写真、動画、連絡先、音楽を転送することもできます。

ステップ 2. バックアップするデータをプレビューして選択する

バックアップする種類のアイコンをクリックして、iPhoneのデータをプレビューします。必要なものを選択して、「確認」をクリックします。

データをプレビュー

ステップ 3. バックアップ先を選択してバックアップを開始する

バックアップストレージパス」をクリックして、iPhoneのバックアップ先をWIndowsパソコンに接続されていた外付けHDDに変更し、「バックアップ開始」をクリックして、選択したすべてのものを外付けドライブにコピーします。

このステップでは、ローカルドライブとマッピングしている場合、iPhoneをNASにバックアップしたり、またはネットワークドライブにバックアップしたりすることができます。

バックアップ先を変更

ヒント:
●このバックアップは、別のWindowsパソコンでも簡単に使用することができます。
●FoneToolでiPhoneのバックアップを表示するには、「バックアップ管理」で検索のアイコンをクリックしてください。
●ファイルエクスプローラーでiPhoneバックアップファイルを表示するには、バックアップタスクの右下にある三つの点をクリックして、「バックアップ場所」をクリックしてください。

バックアップ管理

方法2:iTunesでiPhoneデータを外付けHDDにバックアップする

iTunesは厳密なソフトウェアです。iTunesを利用するには、iPhoneのフルバックアップ(アプリの一部のローカルデータとすべての設定)しか作成できず、データの中身を見ることはできません。ユーザーはiTunesバックアップに含まれるものの概要だけを知ることができます。

また、iTunesのバックアップ先を変更するのは少し複雑です。iTunesにはそのためのオプションがないので、Windows CMDを使ってiTunesに強制的にiPhoneのバックアップを別のパーティションに保存させることしかできません。もし写真だけをバックアップするなら、iPhoneの写真を外付けHDDにバックアップするのはとても簡単です。

iTunesでiPhoneデータを外付けHDDにバックアップする手順

ステップ 1. iTunesをWindows PCにダウンロードします。

ステップ 2. USBケーブルでiPhoneをパソコンに接続し、そして外付けHDDをパソコンに接続します。

ステップ 3. Windowsファイルエクスプローラーを開き、「C:\Users\[PC name]\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync」に移動します。ここはiTunesがパソコン上でiPhoneのバックアップを保存するデフォルトの場所です。

ステップ 4. 「Backup」というフォルダの内容を削除し、外付けドライブに「MobileSync」という空のフォルダを作成します。

ステップ 5. 「Win + R」キーを押して、ボックスに「cmd」と入力します。「Enter」キーを押して、Windowsコマンドプロセッサを開きます。

ステップ 6. ウィンドウで、「mklink/J“C:\Users\[PC name]\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync\Backup”“E:\MobileSync”」と入力し、Enterキーを押してください。Eが外付けHDDのドライブレターなのか、コマンドを修正する必要があるので注意が必要です。正常に実行されれば、次のステップに進みます。

コマンドを修正

AppDataが表示されていない場合は、非表示になっています。Windowsエクスプローラのツールバーの上部にある「表示」に移動し、「隠しファイル」をオンにする必要があります。

隠しファイル」をオンにする

ステップ 7. iTunesを起動し、iPhoneをパソコンに接続します。パソコンがiPhoneをスキャンできるように、「このiPhoneを信頼する」をタップしでください。

ステップ 8. 左上にあるスマホの形のアイコンをクリックします。そして、「概要」>「今すぐバックアップ」をクリックします。タスクが完了するまでに数分かかる場合があります。

今すぐバックアップ

バックアップタスクが終了したら、iPhoneのバックアップが外付けHDDに保存されているかどうかを確認しましょう。初めに、iPhoneのバックアップデータは「C:\Users\[PC name]\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync」と外付け先の両方で見つけることができますが、しばらくしたら、そのデータ実際には外付けHDDに保存されて、Cドライブのスペースを使いません。

よくある質問

#1:外付けHDDとクラウドのどちらがよいですか?

外付けHDDとクラウドストレージのどちらが良いかは、個々のニーズや好みによって異なります。以下はそれぞれの利点と欠点です。

外付けHDDの利点:

  • コスト効率が高い: 外付けHDDは一度の費用で大容量のストレージを手に入れることができます。
  • オフラインアクセス: ネットワーク接続が不要で、いつでもデータにアクセスできます。
  • プライバシー: データが物理的に所有している場所に保存されるため、プライバシーに関する懸念が少ないです。

外付けHDDの欠点:

  • データの損失リスク: ハードドライブの故障や物理的な損傷により、データが失われる可能性があります。
  • バックアップの手間: データをバックアップするために手動で外付けHDDにコピーする必要があります。
  • 移動性の制限: 外付けHDDは物理的に接続する必要があるため、移動性が制限されます。

クラウドストレージの利点:

  • バックアップと同期: データはオンライン上に保存されるため、自動的にバックアップされ、複数のデバイス間で同期されます。
  • アクセスの容易性: インターネットに接続されている限り、いつでもどこからでもデータにアクセスできます。
  • データの安全性: クラウドプロバイダーはデータのセキュリティを確保するための技術的な手段を提供します。

クラウドストレージの欠点:

  • コスト: 大容量のストレージを利用する場合、定期的な料金がかかることがあります。
  • プライバシーとセキュリティの懸念: クラウドにデータを保存することで、プライバシーやセキュリティの懸念が生じる場合があります。
  • インターネット接続が必要: データにアクセスするにはインターネット接続が必要です。

どちらが良いかは、データの重要性、アクセス頻度、セキュリティ要件、予算など、個々のニーズに応じて判断する必要があります。

#2:MacでiPhoneを外付けHDDに直接バックアップする方法は?

MacでiPhoneを外付けHDDに直接バックアップするには、通常はiTunesやFinderを使用します。以下は手順です:

ステップ 1. 外付けHDDをMacに接続し、iTunesを開きます。iTunesが最新版であることを確認してください。

ステップ 2. iPhoneをMacに接続します。信頼されたコンピューターであることを確認します。

ステップ 3. iTunes内でiPhoneを選択します。左上のアイコンから選択できます。

ステップ 4. バックアップの設定を変更します。バックアップ先を外付けHDDに変更する必要があります。以下の手順に従います。

  • Macのメニューバーから「iTunes」を選択し、「環境設定」をクリックします。
  • 「デバイス」タブをクリックします。
  • 「バックアップ」の項目で「このコンピューターにバックアップを作成」を選択して、一覧から外付けHDDを選択します。
  • 外付けHDDが表示されない場合は、Finderで外付けHDDを開き、表示されるまで一度クリックします。

ステップ 5. バックアップを実行します。iTunes内でiPhoneが選択された状態で、「バックアップを取る」をクリックします。

これで、iPhoneのバックアップは外付けHDDに保存されます。バックアップが完了したら、外付けHDDを安全に取り外しても問題ありません。

まとめ

パソコンのストレージ不足により、Windows 11/10/8/7でiPhoneを外付けHDDにバックアップする必要があるかもしれません。それは、外付けドライブにバックアップファイルを保存すれば、より安全で簡単に使用することができるからです。また、上記で紹介した2つの方法は、iPadから外付けHDDにファイルをバックアップする場合にも適用します。

FoneToolはWindowsパソコンでiPhoneを外付けHDDにバックアップするための最も便利なiPhoneバックアップソフトウェアです。人気のあるすべての外付けHDDをサポートし、ワンクリックで必要なものをエクスポートできます。もちろん、iTunesでiPhoneのバックアップ先を変更することもできますが、操作するには非常に複雑で、パソコンやコマンドプロンプトに弱いユーザーにはあまり向いてません。