Windows 11 24H2へアップデートできない?手動アップデートしよう

Windows 11 バージョン 24H2は、UI改善やWi-Fi 7対応、HDR背景など多くの新機能を備えています。しかし、一部の環境では自動アップデートが正常に進まず、エラーで更新できないケースも報告されています。この記事では、24H2に手動アップデートする方法をわかりやすく解説します。さらに、不具合に備えてシステムをバックアップする手順もあわせて紹介します。

By @Machi
最後の更新 2025年10月15日

Windows 11 24H2は何を更新した?

Windows 11 バージョン 24H2は、2024年10月に一般公開された大型アップデートです。

今回の更新では、ユーザーインターフェースの改善やWi-Fi 7への対応といった使い勝手の向上に加え、HDR背景のサポート、省エネモード(エナジーセーバー)、開発者向けの「Sudo for Windows」、さらにファイルエクスプローラーで7-ZipやTAR形式を直接扱える機能など、多くの新要素が追加されています。また、通話や録音時の雑音を軽減する「ボイスクラリティ」機能も導入され、日常利用から開発環境まで幅広く利便性が向上しました。

一方で、一部の環境では自動更新が正常に進まず、エラーコードが表示されるなどの不具合も報告されています。

そのような場合は、手動で24H2を適用する方法を試してみるのが有効です。この記事では、Windows 11 24H2へのアップデートに失敗したときに役立つ、手動アップデートの手順を分かりやすく解説していきます。

Windows 11 24H2へ手動アップデートする方法

ステップ 1. Microsoft公式サイトからWindows 11のインストールアシスタントをダウンロードします。

ステップ 2. ダウンロードした「Windows11InstallationAssistant」ファイルをダブルクリックして開きます。

ステップ 3. PC正常性チェックアプリで互換性を確認し、「最新の情報に更新」をクリックします。

ステップ 4. 「ライセンス条項」が表示され、アップデートを始めるには「同意してインストール」をクリックします。

ステップ 5. アップデートが完了するまで待ちます。完了したら「今すぐ再起動」をクリックします。

ステップ 6. 「閉じる」をクリックします。

再起動後、「Windows」+「I」キーを押して「システム」をクリックし、今のバージョンを確認してください。

アップデート前に、まずバックアップを

Windows 11 24H2へのアップデート後、一部のユーザーから不具合の報告が上がっています。アップデートから10日以内であれば、Windowsの標準機能を使って簡単に以前のバージョンへ戻せますが、10日を過ぎるとダウングレードはかなり複雑になります。

そのため、万一のトラブルに備えて、手動アップデートの前にシステムバックアップを取っておくことを強くおすすめします。こうすれば、不具合が発生しても以前のバージョンに簡単に復元することが可能です。

AOMEI Backupper Standardは無料で使える強力なバックアップソフトです。3ステップだけでWindows 11システムを丸ごとバックアップでき、問題が起きた際も数クリックで迅速に復元できます。

これから、この使いやすいツールでバックアップを作成する方法をご紹介します。

ステップ 1. AOMEI Backupper Standardをダウンロードし、インストールして開きます。「バックアップ」タブ→「システムバックアップ」をクリックします。

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ステップ 2. バックアップの保存先をクリックして選択します。*外付けHDDやUSBメモリ、NASなどPCの内蔵ストレージ以外の場所にバックアップすることをお勧めします。

ステップ 3. 「開始」をクリックし、バックアップが始まります。

最後に

Windows 11 24H2の自動アップデートに失敗した場合、この記事で紹介した方法で手動アップデートすることができます。

また、アップデートの前にシステムをバックアップしておけば、不具合が発生しても安心です。しっかりと準備をして、最新のWindowsを快適かつ安全に活用しましょう。