By Akira / 最後の更新 2022年10月12日

Windowsを再インストールせずに大容量HDDにアップグレードする原因

高画質な動画や画像、音楽データなどのファイルがハードディスクを圧迫していると感じたら、大容量へのアップグレードを検討してみてはいかがでしょうか?システムドライブのアップグレードには、Windows 11/10/8/7を新規インストールする必要があるのでしょうか?

HDDアップグレード

新規インストールは、簡単そうに見える方もいらっしゃるかもしれませんが、手間がかかって面倒なものです。Windowsのほか、システムの再設定、すべてのアプリケーションとゲームの再インストールが必要です。有料プログラムでは、再アクティベーションが必要なものもあります。

実は、手間を省きたいなら、ハードディスクをクローンすることをお勧めします。ハードディスクのクローンは、新規インストールに比べ、データを失うことなく簡単にハードディスクを大容量にアップグレードすることができます。

大容量HDDにアップグレードする前の準備

データを失うことなくハードディスクをアップグレードするためには、いくつか準備することがあります。

1. より大きなHDDまたはSSD

大容量ハードディスクを買おうと思う前に、まず知っておいていただきたいことがあります。お使いのパソコンに適合するハードディスク・ドライブの種類、接続スロット、サイズなどを確認する必要があります。

2TB以上のハードディスク・ドライブにアップグレードする場合、マザーボードがUEFIブートをサポートしているかどうかを確認する必要があります。パソコンをBIOSで起動し、レガシーモード以外にUEFIモードがあるかどうかを確認することができます。また、マザーボードのプロバイダに相談することもできます。

ご存知のように、MBR(マスターブートレコード)パーティションスタイルで初期化されたディスクは、2TBのディスクサイズ制限があります。2TB以上のディスクをフルに使用するには、GPT(GUIDパーティションテーブル)で初期化する必要があります。GPTディスクは、UEFIブートモードでのみ起動できます。

2. 両方のドライブをパソコンに接続するためのケーブルまたはツール

デスクトップをお持ちの場合、新しいドライブをパソコンにインストールするには、SATA 3ケーブルと電源ケーブルが必要です。

3. 無料のクローンソフト

ディスククローンソフトウェアには、AOMEI Backupper Standardをお勧めします。無料で使いやすいです。AOMEI Backupper Professionalにアップグレードして、クローン先ディスクのパーティションサイズを調整するオプションがあり、クローン先ハードディスクに未割り当てのスペースを残さないようにします。さらに、「セクター単位のクローン」メソッドを提供し、ソースハードドライブの完全なクローンを作成するのに役立ちます。

大容量HDDにアップグレードする詳しい手順

準備が整ったら、以下の手順でハードディスクを大容量にクローンすることができます。

ステップ 1. 新しいハードディスクをパソコンに接続します。AOMEI Backupper Standardを無料ダウンロードし、インストールして、開きます。

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ステップ 2. AOMEI Backupper Standardのホーム画面で、「クローン」をクリックして、「ディスククローン」を選択します。もしOSを大容量ドライブに移行したいだけなら、代わりにAOMEI Backupper Professionalにアップグレードして、「システムクローン」を選択することができます。

ディスククローン

ヒント:GPT起動ディスクをHDD/SSDにクローンや、MBR起動ディスクをGPTディスクにクローンする場合、AOMEI Backupper Professionalにアップグレードする必要があります。

ステップ 3. ソースディスク(コピーしたいディスク)を選択します。そして「次へ」をクリックします。

ソースディスク

ステップ 4. 新しい大容量HDDをターゲットディスク(クローン先のディスク)として選択します。そして「次へ」をクリックします。

ターゲットディスク

ステップ 5. クローン作成後、「パーティションを編集」(有料機能)をクリックすると、未割り当ての領域を完全に使用することができます。

パーティーションを編集

ステップ 6. 操作概要を確認し、問題なければ「開始」をクリックして、大容量HDDへのアップグレードを実行します。

開始

注意:
クローン先がSSDの場合は、「SSD 4Kアライメント」チェックボックスをオンにする必要があります。SSDの読み書き速度を向上させることができます。
大容量HDDから小容量HDD/SSDへクローンする場合、「セクター単位のクローン」にチェックを入れないでください。「セクター単位のクローン」を使用する場合、ターゲットディスクのサイズはソースディスク以上でなければなりません。

クローンが完了したら、パソコンをBIOSで再起動し、クローンしたドライブを最初の起動デバイスとして設定することができます。ノートパソコンのハードディスクをより大きなHDDにアップグレードする場合、ノートパソコンをシャットダウンして、古いドライブをクローンされたものと交換する必要があります。

終わりに

ご覧のようにAOMEI BackupperはHDDのアップグレードにとても役に立ちます。また、システムパーティションのみクローンすることもできます。ディスクを大容量ディスクにクローンした後、未割り当て領域が作成されないように使用することもできます。

クローン機能以外に、AOMEI Backupperを使って、古いハードディスクをバックアップしてから、より大きなハードディスクに復元することもできます。ぜひダウンロードして、もっと多くの機能を体験しましょう~