社員のパソコンをバックアップするのは企業にとって大切なことです。バックアップ集中管理ソフト「無料」を使ってクライアントバックアップを自動で作成することができます。
社員のPCをバックアップする必要性
ほとんどの会社員はノートパソコンまたはデスクトップパソコンを使って仕事をやります。だから、企業の重要なデータやファイルは彼らのPCにたくさん保存されています。しかし、パソコンのデータ消失を起こすことが多いでしょう。例えば、HDD故障、こぼれたコーヒー、盗難、システムクラッシュ、または人為的ミス。そのため、サーバーデータの他に、社員のパソコンもバックアップする必要があります。
以下は社員のPCをバックアップすべき4つの理由です:
1. データ保護
毎日、社員は契約、メールなど新しいデータをパソコンに追加します。これらの重要なドキュメントを失ったら、せっかくの苦労が台無しになってしまうかもしれません。
全ての社員が大切なデータをバックアップする習慣を身に付けることは保証できませんので、集中管理コンソールから全ての社員のPCをバックアップする計画を立てる必要があります。そうすれば、誰かのパソコンはクラッシュしたら、紛失されたデータを簡単かつ迅速に取り戻せます。
2. ランサムウェアからデータを守る
最近流行しているランサムウェアWannaCryはグローバルネットワークを攻撃しました。2017年5月15日までこのグローバル攻撃は150カ国で20万以上の組織に影響を及ぼしました。ちょっと考えてみて、社員のパソコンはこのようなランサムウェアに対して脆弱ですか?将来、ウイルスはもっと危険になるでしょう。その脅威から社員のPCをちゃんと守れるか?
IT専門家により、ランサムウェアから企業の重要なデータを保護する最善の対処方法は定期的に社員のPCバックアップを作成することです。
多くの場合に、すべての社員は同じビジネスネットワークを使用しています。もし、1つのパソコンはランサムウェアに感染するなら、社内の全てのパソコンは感染する可能性が高いです。そのため、ネットワーク内の全てのパソコンをバックアップする必要があります。
3. 手動によるデータの削除に備える
企業で、辞めた社員はPCを新入社員に渡して離れる前に、手動でプライベートデータを削除する状況は少なくないでしょう。もし間違えて会社の重要なデータを削除したら、どうしよう?手動によるデータの削除に対処するために、スケジュールバックアップを作成して、全ての重要なデータやファイルをバックアップしておくことができます。
4. ハードウェア障害に備え、データを楽に回復できる
社員のパソコンは永遠に問題なく稼働しているわけではありません。 多少、仕事に大きな影響を与える障害があるかもしれません。こういう時、重要な部品を交換する必要があります。それでシステムを再インストールしたり、ファイルを移行したりする必要があるかもしれません。これは無駄な時間を費やします。もし事前にパソコンのシステムバックアップを作成したら、ハードウェアを交換してからベアメタル回復でシステムとデータを簡単に復元することができます。
集中管理型バックアップソフトで複数のパソコンをバックアップする必要がある
同じ操作を繰り返して社員のパソコンをひとつずつバックアップしたくないでしょう。社内の全てのパソコンを信頼できる場所に自動バックアップするために、集中管理型バックアップソフトが必要です。
AOMEI Backupper Networkは社内、家庭内におけるローカルネットワーク環境で全てのクライアントPC/仮想マシンを一元管理できるフリーソフトです。それはクライアントコンピュータの集中バックアップを実現できる;コンピュータのシステム、ディスク、パーティションのイメージを共有フォルダーやNAS上に作成できる;リモートバックアップ/スケジュール/停止/監視を行えます。
そのスケジュールバックアップは増分または差分バックアップを実行できてストレージ容量とバックアップ時間を節約できます。このツールは全ての社員のパソコンにバックアップソフトをインストールして差し上げるので、自ら特にインストールする必要がありません。
フリーソフトで社員のクライアントPCを集中バックアップ、管理する
AOMEI Backupper Networkは簡潔な画面を提供するので、簡単にスケジュールタスクを設定できます。次の手順を参考して全ての社員のPCをバックアップできます:
手順 1. 管理用のPC(Windows PCまたはServer)にAOMEI Backupper Networkをダウンロードしてインストールします。
手順 2. AOMEI Backupper Networkを起動します。「Computers」タブで「Install client program」をクリックしてローカルネットワーク内の社員のパソコンにAOMEI Backupper Standardをインストールします。手動でクライアントPCにバックアップソフトをインストールするか、または「Remote Client Installation」を使用してインストールすることができます。
手順 3. 「Manual client installation」を選択する場合、社員のクライアントパソコンからアクセス制御および権限をもらうために、右下にある「Request Control」チェックボックスにチェックを入れてください。異なるバックアップ戦略のために、パソコンを違うグループに分けることもできます。
手順 4. 「Home」タブをクリックして作成したいバックアップ種類を選択します。ここではシステムバックアップを例としましょう。
手順 5. 次の画面で、「Add Computers」をクリックしてバックアップする必要があるコンピュータループを選択します。
手順 6. 「Step2」をクリックしてシステムイメージをNASに作成するか、または共有フォルダーのようなネットワーク共有ロケーションに作成するかを選択できます。「Disk Backup」や「Partition Backup」を選択する場合、バックアップ先を選択する前にバックアップソースを指定する必要があります。
手順 7. 必要があれば、「Schedule」をクリックしてデータを定期的に自動バックアップすることを設定できます。その後、「Start Backup」をクリックしてバックアップを実行します。
全ての社員のパソコンをバックアップするタスクがこれで終わりました。スケジュールバックアップを設定したら、最初の完全なバックアップが完了した後に、全てのバックアップはデフォルトで差分バックアップとして実行されています。
1つの社員のパソコンに問題がある場合、この社員にバックアップ保存場所のアクセス権を与えます。彼は短い時間でシステムとデータを簡単に復元できます。社員のパソコンをアップグレードしたい場合、Windowsを再インストールする必要がなく、バックアップを新しいパソコンに復元することもできます。
上述のようにAOMEI Backupper Networkは中小企業の管理者はもちろん、複数のPCがある家庭にとっても便利なソフトだと思います。