ISOやVHDをマウントしようとした際に「ディスクイメージファイルが壊れています」と表示されて困っていませんか?本記事では、このエラーの意味や原因を解説し、3つの対処法を紹介します。ぜひご覧ください。
WindowsでISOやVHDなどのディスクイメージをマウントしようとした際に、「ディスクイメージファイルが壊れています」と表示されることがあります。
このエラーは、Windowsがディスクイメージを正常な形式として認識できない状態を意味しています。
ファイルの構造が破損している場合だけでなく、必要な情報を正しく読み取れなかったり、マウント処理が途中で失敗した場合にも表示されます。
主な原因は次のとおりです。
Windows標準のマウント機能が一時的に正常動作していない場合、このエラーが表示されることがあります。アップデート直後などに発生することがあります。
ディスクイメージが正常に作成・保存されていない場合も原因になります。ダウンロード中の通信エラーやバックアップ作成の中断、容量不足などにより、不完全なファイルになっている可能性があります。
このエラーが表示されても、慌てる必要はありません。次の章で具体的な解決方法を解説します。
このエラーは原因によって対処法が異なります。ここでは、比較的かんたんに試せる方法から順に3つの対処法を紹介します。
まずはWindowsの機能を使ってマウントできるかを確認し、それでも解決しない場合は環境を変えて検証し、最後に安全な方法でディスクイメージを作り直す手順を解説します。
エクスプローラーからダブルクリックしてマウントできない場合でも、PowerShellを使うと正常に開けることがあります。これは、別の方法でマウント処理を実行できるためです。
※この方法は、PowerShellが使用できる環境でのみ有効です。企業管理PCなどでPowerShellが制限されている場合は、次の方法を試してください。
1. スタートボタンを右クリックし、「Windows ターミナル(管理者)」または「PowerShell(管理者)」を選択します。
2. 次のコマンドを入力し、「Enter」キーを押します。
Mount-DiskImage -ImagePath "C:\path\to\yourfile.iso"
「C:\path\to\yourfile.iso」は実際のISOファイルのパスに置き換えてください。
正常にマウントされると、エクスプローラーに新しいドライブとして表示されます。
現在使用しているPCでマウントできない場合は、別のPCで同じディスクイメージファイルを開けるか確認してみてください。
もし別のPCで正常にマウントできる場合、ファイル自体ではなく、現在のPCの環境(Windowsの不具合や設定、システムエラーなど)が原因である可能性が高いと考えられます。
別のPCでも開けない場合は、ディスクイメージが不完全である可能性が高いため、次の方法でディスクイメージを作り直してください。
以上の2つの方法を試しても開けない場合は、ディスクイメージファイル自体が破損している可能性が高いと考えられます。
破損したイメージファイルを修復するのは難しいため、その場合はディスクイメージを作り直すしかありません。
そして、様々な原因で不完全なイメージが生成されることを避けるために、再作成する際は、整合性チェック機能を備えた信頼できるバックアップソフトを使用することが重要です。
ここでは、無料で利用できるAOMEI Backupper Standardを例に手順を紹介します。このソフトは、イメージファイルの整合性をチェックする機能をサポートしており、作成したファイルが正常かどうかを確認できます。
最高の個人向けWindowsバックアップフリーソフト
1. AOMEI Backupper Standardをダウンロードし、インストールして起動します。「バックアップ」→「ディスクバックアップ」をクリックします。
2. 「バックアップ元を選択」をクリックして、バックアップしたいディスクを選択し、「はい」をクリックします。
3. ディスクイメージの保存先を選択します。
4. 下の3つのオプションで、ニーズに応じてバックアップをカスタマイズできます。問題がなければ、「開始」をクリックします。
5. バックアップを開始したら、歯車アイコンをクリックし、「バックアップ完了後にイメージの整合性をチェックする」にチェックを入れて「はい」をクリックします。そのままバックアップが完了するまで待ちます。処理中も、通常どおりPCを使用できます。
「ディスクイメージファイルが壊れています」と表示されても、必ずしもデータが完全に失われたわけではありません。
まずはPowerShellでのマウントや、別のPCで開けるかどうかを確認し、問題がファイル側か環境側かを切り分けましょう。それでも解決しない場合は、AOMEI Backupperのような安全なソフトでディスクイメージを作り直すのが確実です。
今後同じトラブルを防ぐためにも、バックアップ作成後に整合性を確認できるツールを活用し、正常なイメージが作成されているかチェックすることをおすすめします。