AOMEI Centralized Backupperでバックアップタスクを作成する時、いくつかの高度な機能を利用することができます。例えば、バックアップスケジュールを設定し、バックアップの暗号化またはメール通知などを有効にすることができます。
このプログラムの右上隅にあるメニューボタンからグローバル設定を行うことができます。また、指定されたコンピュータのために新しいタスクを作成する時、Settings(設定)ボタンをクリックしてタスク設定を行うこともできます。
圧縮
圧縮レベルはデフォルトでNormal(普通)になっています。これもオススメのレベルです。もちろん、High(高レベル)またはNone(圧縮なし)を選択することもできます。詳細は下記の通りです。
None:データを圧縮しないため、イメージファイルのサイズは元のデータ容量と全く同じです。
Normal:中ベルでデータを圧縮します。これはオススメの圧縮レベルです。
High:バックアップ時により高い圧縮レベルを使用します。作成されたイメージファイルのサイズを小さくできますが、バックアップ完了までに時間がかかります。
いくつかの種類のファイル(例えば、「.jpg」「.pdf」「.mp3」)が既に圧縮されていることに注意してください。このようなファイルがバックアップに多く含まれている場合、高レベルを選択しても、作成されたイメージファイルの圧縮効果はあまり出ません。
分割
イメージファイルをいくつかの小さなファイルに分割して様々な小型記憶装置に保存することができます。このプログラムは、バックアップ中に1つのイメージファイルをいくつかの部分に自動で分割することもできます。
Automatic(自動):分割サイズはターゲット記憶装置のファイルシステムによって決まります。
Customized size(サイズをカスタマイズ):適切な値を入力します。そしてイメージは入力したサイズで分割されます。最小ファイルサイズは50MBです。
セクタバイセクタ
AOMEI Centralized Backupperはシステム/ディスク/パーティションバックアップのために異なるバックアップモードを選択できます。
Intelligent Sector Backup(インテリジェントバックアップ):ファイルシステムの使用済みセクタ(ブロック)のみをバックアップします。イメージファイルのサイズとバックアップ時間を縮小できます。
Customized size(セクタ単位のバックアップ):未使用または使用済みにかかわらず、ディスクまたはパーティションのすべてのセクタ(ブロック)をバックアップします。
VSS
VSSはボリュームシャドウコピーサービスの略です。この技術を使えば、バックアップ実行中でも気にせずPCを使い続けることができます。VSSを使用しない場合、このプログラムは自動で、ライブバックアップの代わりに組み込み技術を使用します。1つのモードを選択してバックアップタスクを開始します。
注:いくつかのパスとファイル種類がMicrosoft VSSによって除外されています。例えば、Windowsの更新プログラムの一覧、OutlookのOSTファイルです。こういう時、「Don’t use VSS(VSSを使用しない)」を選択して、これらをバックアップに含めることができます。
以下のレジストリ(レジストリエディタ)パスから除外リストを確認できます:
Computer\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\BackupRestore\FilesNotToSna
psho
通知
無人操作のスケジュールバックアップを実行する時、その結果についてリアルタイムで知りたいかもしれません。この機能は、提供したメールアドレスに実行結果を送信することができます。Eメール通知の送信に使用可能なメールサーバーを2つ提供します。Hotmail server(Hotmailサーバー)とGmail server(Gmailサーバー)です。
通知を送信するためにHotmailまたはGmailアカウントとパスワードを入力してください。通知を受信するために1つの電子メールアドレスを入力してください。
注:バックアップタスクを作成する時、Settings(設定)⇒General(全般)で電子メール通知を有効にする必要があります。
同時に使用するPC
一般的に、同じNASまたはネットワークストレージに大量のクライアント(例えば、10または20台のコンピュータ)を同時にバックアップする場合、NASへの書き込み速度が遅くなります。LANでの帯域幅とストレージサーバーの容量によって、同時にバックアップ可能なクライアントの最大数を設定できます。例えば、この数を3に設定すると、同時に3台のコンピュータだけがデータをターゲットドライブにバックアップします。
IPセグメント
異なるサブネット上のクライアントの場合、例えば、AOMEI Centralized Backupperはネットワーク192.168.1.1に接続されますが、192.168.4.1のクライアントを管理したい場合、Enable IP Segments Management(IPセグメント管理を有効にする)チェックボックス下のテキストボックスに192.168.4と入力してAOMEI Centralized Backupperにこれらのクライアントを管理させます。
注:
テキストボックスにIPセグメントを一つずつ追加する必要があります。
テキストファイルをインポートすることでIPセグメントをバッチインプットできます。テキストファイルを作成してIPセグメントをテキストに入力します。1行に1つのIPセグメントを入力してください。
その他
メインウィンドウを閉じる時、プログラムを直接終了します。
クライアントがバックアップタスクを実行し始める時、タスクトレイのアイコンを非表示にします。
ヒント:特定のタスク設定について、他の利用可能なオプションがあります。
コメント:現在のタスクを簡単に見つけるようにコメントを作成できます。
暗号化:他の人はデータにアクセスできないように現在のバックアップイメージを暗号化できます。